NFTアートは価値のないゴミだと言われたりするけど、ホント?
こんな悩みにお答えします。
✓結論、NFTアートは本当にゴミなのか
✓NFTアートの99%がゴミである理由
✓価値あるNFTアートとは
✓価値あるNFTの買い方・注意点
ここ2年、NFTアートに時間・お金を積極的を費やし、
買う、売る、作る、一通りやってきた筆者の感想として聞いてください。
「NFTアートはゴミ」は、残念ながら、ほぼ正解です。
本記事では、「NFTアートがゴミである理由、価値あるNFTの条件とは」を解説します。
NFTにちょっと興味あるけど、という方は、是非一度この記事を読んで
NFTの実態を把握してから始めることをおすすめします。
私のように無駄な時間・お金を費やさないためにも。
NFTブロガー、NFTコレクター
2021年よりNFT・仮想通貨の売買を開始し、Web3.0ライフを日々楽しんでいます。
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NFTをはじめるなら、国内仮想通貨取引所での口座開設が必須です。
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【結論】「NFTアートはゴミ」は、ほぼ正解

残念ながら、NFTアートはほとんどがゴミ、というのが私の正直な感想。
コレ、なんとなくのイメージで言ってるわけではありませんm(__)m
むしろ、真逆。
NFTにこの2年どっぷり浸かってきて、社会を大きく変えるテクノロジーだと今でも信じています。
たとえば、今はアーティストの作品がメルカリやブックオフで売買されても、本人には1円もお金が入らず、クリエイターにとっては生きづらい世の中になってますよね。
NFTでは、転売されるたびにクリエイターにロイヤリティ(報酬)が入る仕組みがあります。しかもクリエイターが0%~10%の報酬を自由に設定できるんです。
ロイヤリティという仕組みは、新たな「クリエイターエコノミー(クリエイターの収入源)」として注目されています。
それ以外にもNFTによって社会が変わる要素が実はたくさんあります。
しかし現状は、NFTは単なるバズワードとして一部の人の投機対象になってるだけで、多くの人はピンと来てない状況かと。
NFTアートがゴミである理由5つ

「NFTアートはほとんどがゴミ」である理由は以下5つ。
①簡単に作れるため、テキトーに作った素人作品にあふれてる
②購入しても使い道がない
③売ってオシマイが多く、発売後に価値が下がる
④売れないNFTが増え続けている
⑤国内のNFTマーケットが小さすぎる
順番に解説していきます。
簡単に作れるため、テキトーに作った素人作品にあふれてる

NFTアートはスマホで誰でもカンタンに作れちゃいます。
便利なアプリもあるので、絵を描くのに必要な道具・スキルも不要。
詳しくは「NFTアートの作り方・スマホ無料アプリ」をご覧ください。
カンタンに作れるのは魅力の一つでもありますが、そのおかげでテキトーに作くられた電子ゴミのようなNFTが大量に存在してます。
購入しても使い道がない

ほとんどのNFTアートは購入しても、その後の使い道がありません。
唯一あるとすれば、TwitterなどのSNSアイコンとして使用するぐらい。
詳しくは「NFTのTwitterアイコン設定とは?やり方を徹底解説」をご覧ください。
こんなこと言うと「アートはそもそも使い道を意識するものじゃない!」と言われそうですが。。
ただあくまで観賞用なら、多くの人は現物のアートを購入したいと思うはず。
75億円のデジタル画像を買ってどうするの?と単純に思いますよね。

Beeple(本名:マイク・ヴィンケルマン)と呼ばれる比較的無名なアーティストのデジタルアート作品が約6,935万ドル(約75億円)という驚異的金額で落札されました。
売ってオシマイが多く、発売後に価値が下がる

ほとんどのNFTアートは、クリエイター側も売ったらオシマイのパターンが多いです。
NFTの価値は、まだ多くの人にとって未知数。
だからこそ、そのNFTを保有し続けるメリット・付加価値を示せないと、価値も下がっていきます。
売れないNFTが増え続けている

「NFTアートは稼げる!」と盛り上がっていたNFTバブルは崩壊し、「売れないNFT」が大量に売れ残っています。
売れないNFTにはいくつか特徴があります。
くわしくは「NFTアートが売れない理由5選」をご覧ください。
まだ国内NFT市場が小さすぎる
国内NFTの市場規模はまだまだ小さく、NFTを保有している人もごく一部です。
直近の調査によると、国内でNFTを買っている人は16,000名程度しかいないようです。
日本の人口の1万人に1人ぐらい、それだけまだ需要が小さいので価値が上がらないのも当然ですね。
と、ここまでNFTアートを散々ディスってきましたが(笑)
ごく一部ですが、価値のあるNFTアートが存在します。詳しくはこの後に解説していきます。
ゴミではない価値あるNFTアートとは

価値あるNFTアートには、いくつかの条件があります。
①統一されたデザインコンセプト
②豊富なユーティリティ
③顔が見える運営
統一されたデザインコンセプト

人気のNFTコレクションは必ずデザインに統一感・一貫性があり、以下のような効果を生んでいます。
①「世界観」でファンを作り出す
②別の絵柄を集めたくなるコレクターを作り出す
③他の所有者との親近感・仲間意識を作り出す
デザインコンセプトに統一感があることで、醸し出す「世界観」が生まれ、自然とファンが集まります。
また各作品に一貫性を持たせることで、別の絵柄が欲しくなり、コレクター的な欲求を刺激します。
そして、同じNFTアートをSNSアイコンにしているユーザーに親近感を抱いたり、仲間意識・コミュニティ意識が生まれます。
豊富なユーティリティ
NFTは単なるアートではありません。
NFTには所有していることで得られる「ユーティリティ」と呼ばれるメリット・実用性が必要です。
継続的に、次のようなユーティリティを提供するNFTコレクションは価値を生み、ユーザーがNFTを保有し続ける理由になっています。
・クローズドコミュニティに参加できる権利
・メタバースイベントに参加できる権利
・限定コンテンツ・グッズなどがもらえる
・次回NFTコレクションの優先購入権(ホワイトリスト/WL)
【事例】保有NFTがウェブマンガや実写映画内に登場
「スーパーサピエンス(スパサピ)NFT」のように、保有するNFTが作品内に登場する、といったユニークなユーティリティもあります。

顔が見える運営
成功しているNFTコレクションは、ユーザーとのコミュニケーションを大事にしてます。
見ず知らずの人のNFTを購入する場合、大丈夫かな?と不安になりますよね。
だからこそ、クリエイターの顔が見えるプロジェクトは成功することが多い。
AMA(「Ask Me Anything」の略で質問会のようなイベント)をTwitterスペースで開催したり
Discordコミュニティでユーザーの質問に直接答えるなど、「顔の見える運営」にすることで
NFTアートの価値も高まり、人気が出ることがあります。
もちろん作品のクオリティも重要ですが、売って終わりじゃないユーザーとのコミュニケーションを大切にしているNFTコレクションは強いです。
それでは次に、価値あるNFTを探すコツ・おすすめ方法をご紹介します。
価値あるNFTを探すコツ・おすすめ方法
①WL(ホワイトリスト)を獲得する
②格安で購入できるものを狙う
③イケハヤ氏がかかわるプロジェクトを狙う
WL(ホワイトリスト)を獲得する
最も重要なのはホワイトリスト(WL)と呼ばれる優先購入権を入手すること。
リリース前から話題のNFTを超格安で購入できるため、価値あるNFTをゲットできるチャンスがあります。
WL情報は、公式TwitterアカウントもしくはDiscordコミュニティ内に掲載されることが多いです。
特に初心者の方は、以下のようなGiveaway(プレゼント)企画への応募をおすすめします。
詳細は「WL(ホワイトリスト)とは?獲得方法を徹底解説」をご覧ください。
格安で購入できるものを狙う
現在、国内NFTプロジェクトの主流は「格安ミント」と呼ばれるリリース時に格安販売をするNFT。
0.001ETH(160円)程度もしくは無料で購入できるNFTが人気です。
新規でも参入しやすいため、「需要が高まる⇒価格も上がる」という構造に。
そして当然リターンも出やすい傾向があります。
イケハヤ氏がかかわるプロジェクトを狙う
国内NFT市場において、インフルエンサーのイケハヤ氏の影響力は圧倒的です。
「暗号資産・冬の時代」といわれるなか、日本のNFT市場をここまで拡大させた最大の功労者であることは間違いないでしょう。
彼がかかわるプロジェクトは価値あるNFTコレクションが多く、「値上がり率」においても国内トップクラス。
下記が代表的なプロジェクトになります。
(日本円換算) | プレセール 購入価格 | フロア価格 2023年1月3日現在 | 倍率 |
CNP | 約260円 | 約38万円 | 約1,450倍 |
CNPJ | 約250円 | 約6万円 | 約240倍 |
APP | 約200円 | 約18万円 | 約900倍 |
LLAC | 約160円 | 約48万円 | 約3,000倍 |
ほぼすべてのプロジェクトが発売後も期待値によって大幅に価格が上昇してます。
他の国内プロジェクトはリリース後に値崩れし、当初価格を下回ることも多いです。
今後もイケハヤ氏が絡む・推すプロジェクトを追っていくのは、価値あるNFTをゲットするために必須です。
イケハヤ氏の動きは、twitter以外に毎日更新されるVoicyチャンネルを聞くと、最新情報がキャッチできるので、おすすめです。
・イケハヤさん フォロワー約70万人のインフルエンサー。CryptoNinjaファウンダー。 Twitter:@IHayato Voicyチャンネル 「#イケハヤラジオ」
価値ないNFTを買ってしまう人の特徴
人気のないNFTを買ってしまった
あたりまえですが、人気のあるコレクションには、一定の理由があります。
・ファンの数
・コミュニティの盛り上がり
・期待できる運営メンバー
・運営とユーザーの距離が近い
・ロードマップの面白さ(売って終わりではない)
気になるプロジェクトがあれば、まずは上記の点をふまえ、TwitterやDiscord内の様子をしっかり観察してみましょう。
偽物を買ってしまった
人気のNFTコレクションには必ずと言っていいほどニセモノが出回ります。
当然ニセモノであれば、転売できる望みはほぼゼロなので注意が必要です!
詳しくは「【NFT】偽物の見分け方と買ってしまったときの対処法」をご覧ください。
デザインだけで選んでしまった
NFTアートは単なるアートとは違います。
そのため、デザインや作品のクオリティだけでは、価値あるNFTにはなりません。
デザイン性に加え、ユーザーをワクワクさせるような仕掛けづくりが必須になります。
個人的には、デザイン性の高いNFTプロジェクトとして、「KURENAI」「コスプレPUNKS」など最近の国内コレクションに期待してます。
それでは、価値あるNFTアートの買い方を解説していきます。
価値あるNFTアートの買い方【スマホでの購入方法】
①ビットフライヤーで無料口座開設
②日本円を入金し、イーサリアムを購入
③ウォレットを作成し、OpenSeaと連携
④ウォレットにイーサリアムを送金
⑤NFTを購入
順番に解説します。
ビットフライヤーで無料口座開設
NFTをはじめるなら、国内仮想通貨取引所での口座開設が必須です。
ビットフライヤー(bitFlyer)の口座開設がまだの方はこちら↓
口座開設の流れは、大きく4ステップ。 ①ビットフライヤーへアクセス ②アカウント登録 ③SMS認証・本人確認 ④2段階認証
手順が心配な方は、「【画像付き】ビットフライヤーの口座開設手順」をご覧ください。
日本円を入金し、ETH(イーサ)を購入
ビットフライヤーの口座に日本円を入金し、ETHを購入します。
日本円入金:手数料が安い銀行振込がおすすめ(特に住信SBIネット銀行だと無料) ETH購入:取引所内の「取引所」での購入がおすすめ
仮想通貨の購入は、取引所内の「販売所」と「取引所」で可能
・販売所=コンビニ
・取引所=スーパー、フリマ
販売所は手数料の上乗せがあり、大損します。
※取引所での売買を、板取引と言ったりもします。
取引所での売買が不安な方は、「ビットフライヤーでのETH購入方法」をご覧ください。
ウォレットを作成し、OpenSeaと連携
ウォレットとは、PayPayのようなネット上のお財布。
仮想通貨やNFTを取引するときに必要です。
ウォレットもたくさん種類がありますが
NFTを始める方は、MetaMask(メタマスク)というウォレット一択でOK。
結論、公式サイトまたアプリストアで必ずダウンロードしましょう。
メタマスクの設定が不安な方は、「メタマスクの登録・使い方」をご覧ください。
そして、いよいよOpenSea(オープンシー)の登録です。
オープンシーは、世界最大規模のNFTマーケットプレイス。
さまざまなジャンルのNFTが出品され、NFT版のAmazonみたいな感じです。
他にもたくさんNFTマーケットプレイスはありますが、まずは世界一の取引量を誇るOpenSeaに登録しておけば間違いないです。
OpenSeaはこんな感じで、シンプルで探しやすいサイトデザインになってます。

OpenSeaの登録ができたら、先ほどのメタマスクと連携することで、売買できるようになります。
AmazonなどのECサイトでクレジットカード情報を登録するのと同じです。
メタマスク内のETHで決済ができるようになります。
OpenSea登録・メタマスクとの接続設定が不安な方は、「OpenSeaの始め方」をご覧ください。
MetaMaskにETHを送金
ETH(イーサ)とウォレットの準備ができたら、取引所からウォレットにETHを送金します。
メタマスクへのETH送金が不安な方は、「メタマスクの登録・使い方」をご覧ください。
OpenSeaでNFT購入
OpenSeaサイトに飛んで、NFTを購入します。
>>OpenSea公式サイト

気になるNFTを選び、「Add to cart(カートに追加)」をタップします。

「Complete purchase(購入を完了する)」をタップします。

最後にメタマスクが立ちあがり、ガス代込みの金額をみて「確認」をタップします。

この画面が出れば、購入完了です!

Profileページに戻り、Collectedに購入したNFTが表示されてればOK!

これで購入完了です!お疲れさまでした<m(__)m>
FAQ よくある質問
- QNFT売買は初心者でもできる?
- A
すぐにできます。本記事をご覧いただいた方ならわかると思いますが、意外と手順はカンタンです。まだまだNFTは世の中に浸透しておらず、「怪しい」「うさんくさい」のイメージも強いですが、今すぐ始めればまだ先行者メリットを享受できるチャンスがあるので、是非チャレンジしてみてください。
- Q初期費用はどのくらい?
- A
NFTの購入金額にもよりますが、一旦1万~1.5万円ぐらいあれば十分です。
OpenSeaで転売する場合、NFTの購入代金以外に以下の手数料・ガス代が発生します。
ガス代(手数料)が発生するタイミングは、①ETHの送金②購入③売却の3つ。出品は無料です。NFT転売の初期費用(ガス代・手数料)
- QNFT転売は違法ではない?
- A
NFTの転売は禁止されていません。
NFTの特徴として、転売されるたびにクリエイターにロイヤリティが入る仕組みがあります。
OpenSeaでは、クリエイターが0%~10%のロイヤリティを決められます。そのため、NFTは新しい「クリエイターエコノミー(クリエイターの収入源)」として注目されています。
まとめ:「NFTアートがゴミ」は99%ホント|価値あるNFTの条件とは
今回は「「NFTアートがゴミ」は99%ホント|価値あるNFTの条件とは」を解説しました。
✓結論、NFTアートは本当にゴミなのか
✓NFTアートの99%がゴミである理由
✓価値あるNFTアートとは
✓価値あるNFTの買い方
この記事を読んでNFTを始めてみたくなった人は、「NFTの始め方」を是非ご覧ください!
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