管理職の仕事が辛すぎて、もう限界。降格願いをした場合、どうなるんだろう?
こんな悩みにお答えします。
管理職になり過労・ストレスで、自主的に降格願いを申し出た経験があります。管理人プロフィールはこちら
管理職の仕事はやりがいもありますが、一気に業務量と責任が増えて、精神的にも疲れますよね。
眠れない、イライラする、普段と違う症状が出てきたら、何かのシグナルと思った方が良いです。
もう少し頑張ってみるのも手ですが、「降格願い」という選択があることも忘れないでください。
管理職には適性もあるので、向いてない人は自分の能力不足を感じて、日に日にツラくなります。
身体あっての資本。
体調やメンタルに支障をきたしているのであれば、あまり無理しないことをおすすめします。
ただ、降格願いにもリスクがあるので、本記事を読んで慎重に行動しましょう。
万一にそなえ、転職も視野に入れておくと気持ちの面でも少し楽になりますよ。
では、わたし自身の実体験をふまえ「降格願い」をした場合のリスクを解説していきます。
管理職からの降格を希望したいと思う理由

さまざまな理由で、管理職から自ら降格したいと思う場面があります。
・介護・育児等の家庭の事情
・求められる職能に対する能力不足・ミスマッチ
(プレイヤーとして優秀でも、マネジメントは苦手だったケースなども含め)
・管理職になり長時間残業やストレスで心身に不調をきたし、体調不良に陥る
企業の多くは、希望降格制度を会社のルールとして定めていません。
本人の能力不足や会社の業績不振の責任を取らせ、強制的に降格させるための会社都合のルールになっています。
そのため、自主的な降格を受け入れてもらえない場合も多いのです。
場合によっては上司もマネジメント能力を問われるので、部下を引きとめることもあります。
いずれにせよ、降格願いを申し出ることによるリスクがあるので、慎重に判断をしましょう。
それでは、降格願いをした場合のリスクを解説していきます。
降格願いをした場合の3つのリスク
賃金が下がる

当然、降格によって減給の可能性があります。
基本給に加え、賞与なども減額の対象になることもあります。
特に希望降格の場合は、大幅に減給されることもありえます。
私も降格したとき、1~2割の減額がありました。
大幅な減額だと生活にも支障をきたすので、事前に上司と相談しておきましょう。
昇進のチャンスはもうない

心身の不調を理由に降格願いを申し出たとします。
その場合、回復後に再び管理職を目指したいと思っても、その希望はまず叶いません。
なぜなら、会社は同じ状況になると変調をきたす社員を、再び管理職にしようとは考えないからです。
周囲からのレッテル、職場で居場所がなくなる(孤独感)

おそらくメンタルにはこれが一番効きます。
降格願いを申し出た管理職は、会社にとって「責任を放棄した」or「能力に欠けていた」人材。
そんなあたなに対して、周囲は冷ややかで一定の距離を置くでしょう。
特に管理職として活躍している同僚は、急に態度を変え、あなたを見下してくることもあります。
周囲との人間関係の変化についても、ある程度の覚悟が必要です。
将来の自分のために

降格願いには、このようにリスクも多いです。
ただストレスで心身に不調をきたしている場合、いち早く上司や人事に降格について相談しましょう。
その場合、「降格願い」はあくまで休憩地点。
そのあと職場に居づらくなることもあるので、将来の自分のために行動を起こすことが重要です。
大切なのは、「降格願い」の原因について、一度冷静に考えてみること。
「いまの会社に原因があるのか」、「自分の適性・能力不足に原因があるのか」
いまの会社に原因がある場合
長時間残業・パワハラなど、そもそも会社がブラック企業なら、迷わず転職活動を始めましょう。
いますぐ転職する気がなくても、転職サイトへの登録だけ済ませておくと、あとで楽です。
なぜならツライ状況が続くとメンタルを病み、登録する気力さえなくなるリスクがあります。
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【体験談】実際に役立った転職サイト、転職エージェント5選【40代】
自分の適性・能力不足に原因がある場合
「今の仕事が自分に向いてない」と感じるなら、同職種・業種に転職しても失敗する可能性もありますよね。
え!そしたら、どうすればいいの?
今の仕事を続けながらでいいので、まずは以下2つの事をやってみましょう。
・自己分析ツールで、自分の適性を再確認
・働き方を大きく変えることも検討してみる
自己分析ツールで、自分の適性を知る
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働き方を大きく変えることも検討してみる
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